サクラ大戦

 あのあかほりさんが噛んでいる、というので(ファンの人、すみません)キャラデザ、音楽ともに大好きながらも二の足を踏んでいたのですが、実際にやってみるとえらく面白かったゲームです。

 太正時代(大正時代ではない)の日本、帝都を守る六人の乙女と海軍士官学校を首席で卒業した新米隊長の大神少尉。彼らは愛と正義を守るために帝都を狙う悪人共と今日も戦っていくのであります。

 プレイヤーは大神少尉となり、六人の少女たちとともに悪の組織と戦っていくのですが、その過程で信頼され、やがて愛情を抱かれるようになります。ゲーム終了時に誰との恋愛度が一番高いかでエンディングが変わっていきます。

 戦術シミュレーションとしての側面もあり、この部分もそれなりに面白いんですが、難易度は低いです。ただし隊員を「かばう」と愛情値が上がりますのでそれを狙ってプレイしたりしてるとそれなりに難しくなります。この辺はなんとなく聖魔大戦を思わせます。

 アドベンチャーパートではタイム制限システムが面白いです。選択肢がでた場合に選択に時間をかけすぎると時間切れになるのです。しかし場合によっては時間切れにしたほうが面白い結果になることもあり、それを調べるのも楽しかった覚えがあります。

 私はとりあえず一回目のプレイではさくらを狙い、二回目ではすみれを終了させました。なんでわざわざ敵は戦力を小出しにするのかとか天海君はそんなに目立つことをしなくても目的を果たせるんじゃないかとかあやめさんは大神君にちょっかいを出しすぎじゃないかとかいろいろと言いたいことはあるんですが、それでもこれは良い作品です。

人の山田様が見てる

凉武装商隊 since 1998/5/19 (counter set:2004/4/18)